近年、新しい資金調達の方法としてRBF(Revenue Based Finance:レベニュー・ベースド・ファイナンス)が注目を浴びています。
RBFは将来の売上の一部を先に現金化する方法で、アメリカやイギリスなど英語圏を中心に活発に利用され始めています。
そんなRBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)ですが、日本でRBFのサービスを提供している企業はまだまだ少なく、数えるほどしかありません。
本稿ではRBFの概要と、日本でRBFサービスを提供している企業をご紹介します。レベニューベースドファイナンスでの資金調達に関心のある方はぜひ参考にしてください。
資金調達RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)サービス、「RBF by PAYTODAY」をリリースしました!
資金繰りにお困りで、かつ「SaaS型ビジネスモデルである」「毎月将来の売上(リカーリングリベニュー)がある」という方は是非お気軽にお問い合わせください。
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RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)とは?簡単に解説
RBF(Revenue Based Finance レベニューベーストファイナンス)とは将来発生する売上を先に現金化して資金調達する方法です。
売上予見性が高いことから、サブスクリプションなどの継続収益を得るタイプのビジネスモデルと非常に相性が良く、アメリカやイギリスなど英語圏を中心に活発に利用され始めています。
RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)は、「融資とVCのハイブリッド」ともいわれ、融資のように個人保証や不動産担保を求められることがなく、営業利益が上がっていない段階でも利用しやすく、一方でVCのような株式の希薄化も起こりません。
融資やVCの課題を克服した資金調達方法と言え、スタートアップに有効な資金調達方法です。
RBFには発生した売上から毎月一定額の返済を行う「定額制(Flat Fee)」と月次売上と連動して返済額が変動する「変動制(Variable collection」の2種類があります。
RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)の詳細は下記記事で詳しく解説しておりますので、あまりRBFに詳しくないという方は下記記事もご参照ください。
RBFとファクタリングとの違い
RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)は、法律的には将来債権譲渡のスキームを利用しています。
債権譲渡を利用する資金調達手段としては「ファクタリング」がすでに広く活用されており、ファクタリングとEBFの違いを一覧にまとめると下記のようになります。
RBF | ファクタリング | |
---|---|---|
債権がすでに発生しているかどうか | 発生していない (将来債権の譲渡) | 発生している (すでに発生した債権の譲渡) |
支払い方法 | 毎月の支払い | 基本的に一括払い |
手数料 | 融資より高く、ファクタリングより安い | 高い |
利用が適している企業 | 融資が受けられないスタートアップ企業 | 老舗企業を含めて全ての企業 |
ファクタリングについての詳細は下記をご参照ください。
RBFサービス提供会社一覧
RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)は、SaaS事業やスタートアップに最適な資金調達と言えますが、日本でRBFのサービスを提供している企業はまだまだ少ないというのが現状です。
そこで、日本でRBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)を提供している企業/サービスをご紹介します。
RBF by PAYTODAY
手数料: : 3~12%
入金スピード:最短1日~
オンライン対応:可能(面談OK)
返済期間:3~6か月
まずは弊社サービスであるRBF by PAYTODAYをご紹介させて頂きます。
RBF by PAYTODAYは、もともとファクタリングサービスを行っていたPAYTODAYが、
「サブスクサービスのため安定した売上見込みはある。採用や広告宣伝の資金を迅速に確保したい。」
「定期販売をしていて安定した売上見込みはある。仕入資金や広告資金を確保したい。」
といったお客様のご要望にお応えするため、新たに立ち上げた資金調達サービスです。
オンライン完結で取引でき、手数料3~12%、入金まで最短1日~とスピーディな資金調達が可能です。
スタートアップ・ベンチャー企業の特殊な決算書でも審査対応可能でございますので、RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)をご検討の方は是非お気軽にお問い合わせください。
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Yoii Fuel
手数料:返済期間や調達額によって変動
入金スピード:書類提出から最短6営業日以内に資金調達完了
Yoii Fuelは株式会社Yoii | Yoii Inc.が運営するRBFサービスです。
オンライン決済サービス『Stripe』や『freee会計』を利用していれば、API連携を行う事によりシステム上で自動的に分析/予測し、与信スコアが算出されるというのが特徴です。
手数料は返済期間や調達額によって変動する仕組みになっており、利用者で返済期間や調達額を調整可能です。
また、問い合わせから、yoiiのコンサルタントと打ち合わせ、書類のやり取り、契約まで全てオンラインにて資金調達できます。
Flex Capital
手数料: 3~10%
入金スピード:最短1週間~最大2週間で審査完了。契約後即日振込
Flex Capitalは株式会社Fivotが運営するRBFサービスです。
審査は最短1週間~最大2週間、手数料は3%~10%となっており、最大3億円まで調達可能です。設立1年以内のベンチャーでも利用でき、赤字でも利用可能です。
また、Flex CapitalではRBF以外にも請求書を立替払いし、利用者が請求書を分割払いで返金できる「請求書立替」サービスや、ミドルステージ以降のスタートアップを対象とした最大3億円まで調達可能な「ベンチャーデッド」といった商品も取り扱っています。
まとめ
本記事ではRBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)の概要の解説と、日本のRBFサービスをご紹介させて頂きました。
RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)の利用をご検討の方は、是非「RBF by PAYTODAY」までお気軽にお問い合わせください。
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また、弊社はファクタリングサービス「PAYTODAY」も運営しております。
PAYTODAY はAIを使った審査をベースにしたオンライン完結型の請求書買取サービスで、売掛債権の現金化まで最短30分と即日対応/即日振込に対応しています。
また、手数料も1~9.5%と安価に設定されており、1桁台の手数料でのお取引をお約束します。
RBFとファクタリング、どちらが良いか分からないという方も是非一度ご相談いただけますと幸いです。
資金繰りにお悩みの方は是非お気軽にお問い合わせください。
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