「銀行融資の審査が通らない」「売掛金の入金までの期間が長く資金繰りが厳しい」——そんな悩みを抱える中小企業の資金調達方法として、近年ファクタリングが注目されています。売掛金を早期に現金化できるファクタリングは、赤字決算や創業間もない企業でも利用しやすいのが特徴です。本記事では、中小企業におすすめのファクタリング会社8選と、失敗しない選び方を詳しく解説します。
ファクタリングとは?中小企業の新しい資金調達方法
ファクタリングとは、企業が保有する売掛金(売掛債権)をファクタリング会社に売却し、支払期日を待たずに現金化できるサービスです。日本の商取引では、商品やサービスを提供してもすぐに代金を受け取れず、後日発行した請求書の期日に入金される「掛け取引」が一般的です。この売掛金をファクタリング会社が買い取ることで、企業は入金を待たずに資金を手にできます。融資のように借り入れをするわけではないため、負債が増えない点も大きな特徴です。
近年、銀行融資の審査が厳しい中小企業を中心に、資金調達の新たな選択肢としてファクタリングの利用が広がっています。ファクタリングには、買取型・保証型・国際ファクタリングといった種類がありますが、中小企業の資金繰り改善で一般的に利用されるのは、売掛金を売却して現金化する「買取型ファクタリング」です。本記事でも、以降は買取型ファクタリングを前提に解説します。
2者間・3者間ファクタリングの仕組み
ファクタリングは、契約に売掛先が加わるかどうかで大きく2つの形態に分かれます。売掛先を介さず、資金を必要とする企業とファクタリング会社の2社だけで完結するのが「2者間ファクタリング」です。取引先に事情を知られたくない場合でも利用しやすく、手続きも簡素なため最短即日での資金化が実現しやすい一方、ファクタリング会社側が負うリスクが大きくなる分、コストはやや高めになりがちです。
これに対し、資金を必要とする企業・ファクタリング会社・売掛先の3者が関わる形態が「3者間ファクタリング」です。売掛先への通知と承諾を得るプロセスが加わるため入金までの日数は延びますが、代金がファクタリング会社に直接支払われる仕組みのぶんリスクが下がり、コストは抑えられます。スピード重視なら2者間、コスト重視なら3者間というように、資金ニーズに応じて使い分けるとよいでしょう。
手数料の相場
手数料の水準は契約形態によって差があります。目安として、2者間の契約では売掛金額の1割前後〜2割弱、3者間の契約では1割弱程度までに収まることが多いと言われています。売掛先の信用力や売掛金の金額、取引実績などによって手数料は変動するため、契約前に複数社から見積もりを取り、提示された条件を比較することが大切です。
手数料が発生する理由は、ファクタリング会社が売掛金の未回収リスクを引き受けることにあります。売掛先の経営状況が不透明な場合や、取引実績が少ない場合は手数料が高くなりやすい傾向があります。逆に、売掛先が大企業や官公庁など信用力の高い先であれば、手数料を低く抑えられる可能性があります。手数料を少しでも抑えたい場合は、売掛先の情報を正確に伝えたうえで複数社に相見積もりを取り、条件を比較検討するとよいでしょう。
中小企業にファクタリングがおすすめといえる理由
中小企業は大企業に比べて銀行融資の審査に通りにくく、資金繰りに悩むケースが少なくありません。ここでは、中小企業にファクタリングがおすすめといえる理由を3つ紹介します。
担保・保証人なしで資金調達しやすい
ファクタリングは融資ではなく売掛金の売買であるため、不動産などの担保や代表者の連帯保証を求められないのが一般的です。審査の焦点も自社の財務状況ではなく取引先(売掛先)側の支払い能力に置かれるため、創業間もない企業や、決算内容に不安を抱える中小企業でも申し込みやすい仕組みになっています。銀行融資が難しかった企業にとって、担保・保証人の壁を気にせず使える点は大きな安心材料です。
金融機関からの借入を資金調達の第一候補とする中小企業は多いものの、創業年数の浅さや財務内容を理由に審査のハードルの高さを課題として感じるケースも少なくありません。ファクタリングは融資審査に通らなかった場合の代替手段としてだけでなく、資金調達の選択肢を増やすリスク分散の手段としても活用できます。
最短即日で資金調達できる
銀行融資は申し込みから入金までに数週間〜1か月程度かかることも珍しくありません。ファクタリングは2者間契約であれば最短即日、会社によっては最短数十分〜数時間での入金も可能です。急な仕入れ代金の支払いや人件費の確保など、タイムリーな資金需要に対応しやすい点は大きなメリットです。
赤字決算でも利用できる可能性がある
売掛先の信用力を重視するファクタリングの審査方式により、赤字決算や税金の滞納がある企業でも利用できる可能性があります。借り入れではないため貸借対照表上の負債が増えず、オフバランス化により財務状況を改善できる点も、中小企業にとって見逃せないメリットです。
また、ファクタリングは融資と異なり原則として担保や保証人が不要です。不動産などの資産を持たない中小企業や、創業して間もなく信用実績が乏しい企業であっても、優良な売掛金さえあれば資金調達の選択肢として活用できます。銀行融資とファクタリングを資金ニーズに応じて併用することで、資金調達の手段を複数持つことができ、経営の安定にもつながります。
中小企業におすすめのファクタリング会社8選
ここでは、中小企業におすすめのファクタリング会社を8社厳選して紹介します。手数料・入金スピード・審査の柔軟さなどを比較し、自社に合った会社を選ぶ参考にしてください。
| 順位 | 会社名 | 手数料目安 | 入金スピード | 買取可能額 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | PAYTODAY | 1%〜9.5% | 最短30分 | 上限・下限なし |
| 2位 | ビートレーディング | 2者間 上限12%程度 | 最短2時間 | 上限・下限なし |
| 3位 | 日本中小企業金融サポート機構 | 1.5%〜 | 最短40分〜 | 制限なし |
| 4位 | QuQuMo | 1%〜 | 最短2時間 | 上限・下限なし |
| 5位 | OLTA | 上限9%程度 | 最短即日 | 要問い合わせ |
| 6位 | GMO BtoB早払い | 1%〜10% | 最短2営業日 | 100万円〜1億円 |
| 7位 | メンターキャピタル | 要見積もり | 最短即日 | 要問い合わせ |
| 8位 | アクセルファクター | 段階制 | 最短即日 | 要問い合わせ |
1位 PAYTODAY
PAYTODAYは、AI審査による最短30分のスピード入金と、1%〜9.5%という業界最低水準の手数料が特徴のファクタリングサービスです。買取可能額に上限・下限が設定されておらず、少額の売掛金から高額な売掛金まで柔軟に対応しています。申し込みから契約・入金まですべてオンラインで完結でき、全国どこからでも利用可能です。初期費用・月額費用が発生しない点や、請求書が未発行でも納品が完了していれば買取対象になる点も、急な資金需要を抱える中小企業にとって心強いポイントです。
特にAIを活用した審査体制により、従来のファクタリングでは数時間〜数日かかっていた審査を最短30分まで短縮している点は大きな強みです。掛け目(買取金額から一定割合を差し引く仕組み)が設定されていないため、売掛金の価値をそのまま資金化しやすいのも特徴といえます。最大90日先の期日の請求書まで買取対象になるため、支払いサイトが長い取引先を抱える中小企業でも利用の幅が広がります。スピードとコストの両面でバランスが取れており、初めてファクタリングを利用する中小企業にもおすすめの1社です。
2位 ビートレーディング
ビートレーディングは、取引実績8万社を超える老舗のファクタリング会社です。買取金額の上限・下限がないため、少額の売掛金から大口案件まで幅広く対応できます。必要書類は請求書と通帳の入出金明細の2点のみとシンプルで、最短2時間での入金実績もあります。オンライン完結だけでなく対面での相談にも対応しているため、初めてファクタリングを利用する場合でも安心感があります。
長年の運営実績により累計買取額も大きく、2者間・3者間どちらの契約形態にも対応しているため、資金調達のスピードとコストのバランスを自社の状況に合わせて選べる点も魅力です。Webフォーム・電話・メール・LINEなど複数の相談窓口が用意されており、初めての利用で不安がある中小企業でも問い合わせやすい体制が整っています。
3位 日本中小企業金融サポート機構
一般社団法人として非営利で運営されているファクタリングサービスです。手数料は1.5%〜と業界でも低水準に設定されており、財務局認定の経営革新等支援機関としての信頼性の高さも特徴です。買取可能金額に制限がなく、資金調達以外の経営相談にも対応しているため、中小企業の総合的なサポート先としておすすめです。
営利目的の株式会社ではなく非営利の一般社団法人が運営しているため、利用者の利益を最優先に考えたサポート体制を打ち出している点が特徴です。ファクタリングだけでなく、資金繰り全般や経営改善に関する相談にも幅広く対応しており、単発の資金調達にとどまらず継続的な経営パートナーとして頼りたい中小企業に向いています。
4位 QuQuMo
QuQuMoは、株式会社アクティブサポートが運営するオンライン完結型のファクタリングサービスです。請求書・通帳のコピーなど数点の書類をアップロードするだけで申し込みが完結し、最短2時間での入金が可能です。手数料は1%からと低水準で、来社不要のためスピードを重視する中小企業に向いています。
必要書類が少なく済むため、書類準備に時間を割けない中小企業でも申し込みのハードルが低いのが特徴です。買取可能額にも上限・下限が設定されていないため、少額の売掛金しかない場合でも相談しやすいサービスといえます。
5位 OLTA
OLTAは、オンライン完結・最短即日対応が特徴のファクタリングサービスです。AIを活用した審査により、必要書類の少なさとスピーディーな対応を実現しています。手数料の上限も比較的低めに設定されており、初めての利用でも申し込みやすいサービスです。
金融機関との連携実績も多く、テクノロジーを活用した効率的な審査プロセスに強みを持つ会社です。オンライン完結型のサービスに慣れていない中小企業でも、シンプルな操作フローで申し込みできる点が評価されています。
6位 GMO BtoB早払い
GMO BtoB早払いは、東証プライム上場企業である株式会社インフォマートとGMOペイメントゲートウェイ株式会社が共同提供するファクタリングサービスです。手数料は請求書買取で1%〜10%と低水準で、上場企業運営という安心感があるのが強みです。継続利用なら100万円から、都度利用なら300万円から申し込め、上限は1億円のため、大口の資金調達を検討している中小企業に向いています。ただし入金までは最短2営業日と、他社よりやや時間がかかる点には注意が必要です。上場企業グループが運営する安定感を重視しつつ、まとまった金額を調達したい中小企業に適したサービスといえます。
7位 メンターキャピタル
メンターキャピタルは、24時間申し込み可能で全国からの利用に対応しているファクタリング会社です。赤字決算や税金の滞納がある場合でも柔軟に審査対応してもらえる可能性がある点が特徴で、2者間・3者間どちらの契約にも対応しています。他社で断られた経験がある中小企業も、一度相談してみる価値があります。
審査対応の柔軟さに定評があり、他のファクタリング会社で審査に落ちてしまった場合の「セカンドオピニオン」的な相談先としても利用されています。24時間対応の申し込み窓口があるため、深夜や早朝に資金繰りの不安を抱えた際にもすぐに相談できる点が中小企業にとって心強いポイントです。
8位 アクセルファクター
アクセルファクターは、関東財務局および関東経済産業局から経営革新等支援機関として認定を受けているファクタリング会社です。手数料は利用額や契約方式に応じた段階制が採用されており、実績や取引状況に応じた柔軟な対応が期待できます。金融機関としての公的な認定を重視したい中小企業におすすめです。
公的機関からの認定を受けている点は、初めてファクタリングを利用する中小企業にとって安心材料の一つになります。取引実績や利用金額に応じて手数料が段階的に設定されているため、継続的に利用することでコストを抑えられる可能性がある点も特徴です。
ファクタリングを利用するメリット
- 最短即日〜数十分で資金調達できるため、急な資金ニーズに対応しやすい
- 売掛先の信用力が審査の中心となるため、自社の経営状況が悪化していても利用できる可能性がある
- 借り入れではないため、貸借対照表上の負債が増えない
- 原則として償還請求権のない契約(ノンリコース契約)のため、売掛先が倒産しても弁済義務を負わない
- 2者間ファクタリングであれば、売掛先に知られることなく資金調達できる
とりわけ中小企業にとって大きいのは、「借りる」のではなく「保有する売掛金を早期に資金化する」という発想の資金調達である点です。銀行融資のように返済計画を立てて長期間返済し続ける必要がなく、資金化した時点で資金調達は完了します。金利負担が積み重なる心配がないため、単発の資金需要にはファクタリングが適しているといえるでしょう。
建設業のように前払いで材料費や外注費がかさむ業種、卸売業のように仕入れから売上回収までのサイクルが長い業種など、業種によって資金繰りの悩みは異なります。ファクタリングは業種を問わず、売掛金という共通の資産を活用できる汎用性の高い資金調達方法である点も、中小企業に広く支持されている理由の一つです。
ファクタリングのデメリット・注意点
- 売掛金の額面から手数料が差し引かれるため、額面全額を受け取れるわけではない
- 調達できる資金は保有している売掛債権の範囲内に限られる
- 3者間ファクタリングの場合、売掛先に利用を知られることで今後の取引関係に影響する可能性がある
- 継続的に利用すると手数料負担が積み重なり、資金繰りがかえって圧迫される可能性がある
- 中には法外な手数料を請求したり、実質的に貸付を行う「偽装ファクタリング」を装う悪質業者も存在するため、会社選びは慎重に行う必要がある
特に2者間ファクタリングは手数料が高めに設定されやすいため、恒常的に利用すると資金調達コストが利益を圧迫しかねません。あくまで一時的な資金繰りの改善策として活用し、根本的な資金繰り改善には売掛金回収サイトの見直しや経費管理の徹底など、経営面での対策もあわせて検討することが望ましいでしょう。
悪質業者を避けるためには、事業所の所在地・固定電話・公式サイトの有無を確認し、見積もり内容が明確で、契約書の控えをきちんと渡してくれる会社を選ぶことが重要です。審査なしで即契約できるとうたう業者や、やたらと融資を勧めてくる業者には注意しましょう。
また、契約書に「償還請求権あり」と記載されている場合、実質的には貸付契約とみなされる可能性があります。正規のファクタリング契約は償還請求権のないノンリコース契約が原則のため、契約前に必ず条項を確認してください。少しでも不安を感じたら契約を急がず、他社の見積もりと比較検討する時間を確保することが、トラブル回避の第一歩です。
中小企業がファクタリングを利用すべきケース
以下のようなケースに当てはまる中小企業は、ファクタリングの利用を検討する価値があります。
- 銀行融資の審査に通らなかった、または通る見込みが低い
- 売掛金の支払いサイトが長く、手元資金が不足しがちである
- 黒字にもかかわらず手元資金の不足で買掛金の支払いに困っている(黒字倒産のリスクがある)
- 担保や保証人を用意できない、あるいは用意したくない
- 創業間もなく、銀行融資の実績がまだ十分でない
- 取引先の倒産など、売掛金の未回収リスクに備えておきたい
このような資金繰りの悩みを抱えている場合、売掛債権を早期に現金化できるファクタリングは、中小企業にとって有効な選択肢となります。特に、取引先からの入金を待っている間に仕入れや外注費の支払いが先に発生してしまう業種(建設業、製造業、卸売業など)では、売掛金の早期資金化によって資金繰りのサイクルを安定させやすくなります。逆に、手元資金に余裕があり急いで資金化する必要がない場合は、手数料負担が発生するファクタリングよりも、低金利の銀行融資を検討したほうがコストを抑えられるケースもあります。
失敗しないファクタリング会社の選び方
数多くあるファクタリング会社の中から自社に合った1社を選ぶには、以下のポイントを確認しましょう。
- 手数料の水準:相場(2者間8〜18%、3者間2〜9%程度)から大きく外れていないか複数社で比較する
- 入金スピード:資金が必要なタイミングに間に合う会社かどうか
- 必要書類の少なさ:書類が少ないほど手続きがスムーズに進む
- 買取可能額の範囲:少額・大口どちらにも対応しているか、下限・上限を確認する
- オンライン対応の有無:来社不要で完結できるか、対面相談にも対応しているか
- 会社の信頼性:事業実績や運営会社情報が明確に開示されているか
とりわけ初めてファクタリングを利用する中小企業にとって重要なのは、手数料の透明性です。見積もり時点で提示された手数料と、契約時に請求される金額に差がないか、追加費用(事務手数料・出張費・登記費用など)が別途発生しないかを事前に確認しておきましょう。契約書を交わす前に、少しでも疑問点があれば遠慮せず担当者に質問することが、後々のトラブルを防ぐことにつながります。
1社だけで判断せず、複数社に見積もりを依頼して条件を比較することが、納得のいくファクタリング利用への近道です。同じ売掛金でも、会社によって提示される手数料や買取可能額は大きく異なることがあります。見積もりを取る際は、手数料以外に追加費用が発生しないか、契約期間の縛りがないかといった細かい条件もあわせて確認しておくと、後から想定外のコストが発生するリスクを減らせます。
ファクタリング利用の流れ
- 申し込み:公式サイトのWebフォームや電話で申し込み、売掛金の金額や売掛先の情報を伝える
- 必要書類の提出:請求書や通帳の入出金明細など、会社が指定する書類をオンラインまたは郵送で提出する
- 審査:売掛先の信用力や取引実績を中心に審査が行われる。会社によっては最短数十分で完了する
- 見積もり・条件提示:買取可能額と手数料が提示される。内容に納得できなければこの時点で他社と比較できる
- 契約:提示された条件(手数料・買取金額)に合意したら契約を締結する
- 入金:手数料を差し引いた金額が指定口座に入金される
2者間ファクタリングであれば、申し込みから入金までを最短即日〜数時間で完了できる会社も多くあります。3者間ファクタリングの場合は売掛先への通知・承諾が必要になるため、その分の日数を見込んでおきましょう。
初めてファクタリングを利用する場合は、まず複数社に無料見積もりを依頼し、条件を比較したうえで申し込むとよいでしょう。多くの会社ではオンラインの無料診断や見積もりシミュレーションを提供しており、契約前に大まかな手数料水準を把握できます。急いでいるからといって1社だけで即決せず、可能な範囲で条件を比較する時間を確保することが、納得のいく資金調達につながります。
よくある質問(FAQ)
Q. ファクタリングと銀行融資はどちらを選ぶべき?
A. すぐに資金が必要、または銀行融資の審査に通らない場合はファクタリングが向いています。一方、低コストでまとまった資金を長期的に調達したい場合は銀行融資が適しています。資金ニーズの緊急性やコストを踏まえて使い分けるとよいでしょう。
Q. 個人事業主でもファクタリングは利用できる?
A. 多くのファクタリング会社は法人・個人事業主どちらにも対応しています。売掛金(請求書)があれば、開業間もない個人事業主でも利用できるケースがあります。
Q. 赤字決算でもファクタリングは利用できる?
A. ファクタリングの審査は売掛先の信用力が重視されるため、自社が赤字決算であっても、売掛先の信用力に問題がなければ利用できる可能性があります。
Q. 手数料はどのくらいかかる?
A. 契約形態によって異なりますが、2者間ファクタリングで8〜18%程度、3者間ファクタリングで2〜9%程度が相場です。会社やサービスによってはさらに低い手数料水準を提示しているところもあるため、複数社の見積もりを比較しましょう。
Q. ファクタリングの審査に落ちることはある?
A. あります。売掛先の信用力が著しく低い場合や、売掛金の存在自体を証明できない場合、二重譲渡が疑われる場合などは審査に通らないことがあります。審査基準は会社によって異なるため、1社で断られても他社では利用できる可能性があります。
Q. 売掛先にファクタリングの利用を知られたくない場合はどうすればいい?
A. 売掛先に知られたくない場合は、売掛先が契約に関与しない2者間ファクタリングを選びましょう。3者間ファクタリングは売掛先への通知・承諾が必須のため、利用の事実が伝わります。
Q. ファクタリングを繰り返し利用しても問題ない?
A. 繰り返し利用すること自体に法的な問題はありませんが、利用のたびに手数料が発生するため、恒常的な利用はコスト負担が大きくなります。単発の資金需要への対応策として活用し、資金繰りの根本的な改善は別途検討することをおすすめします。
Q. 複数のファクタリング会社を併用してもいい?
A. 問題ありません。売掛先ごと、案件ごとに条件のよい会社を使い分けることで、手数料負担を抑えられる場合があります。ただし、同一の売掛債権を複数社に二重で売却することは違法行為にあたるため、絶対に行わないよう注意してください。
まとめ
ファクタリングは、銀行融資に通りにくい中小企業でも、売掛金を保有していれば資金調達できる可能性がある方法です。手数料や入金スピード、必要書類は会社によって異なるため、複数社を比較したうえで自社に合ったファクタリング会社を選ぶことが大切です。今回紹介した8社の中でも、手数料の低さとスピード対応を両立するPAYTODAYをはじめ、それぞれの会社に強みがあります。
資金繰りの悩みは、経営者にとって日々のプレッシャーになりがちです。銀行融資の審査に通らなかったからとあきらめず、売掛金という資産を活用できるファクタリングという選択肢を知っておくだけでも、いざというときの安心材料になります。まずは複数社の無料見積もりを比較するところから、自社に合った資金調達方法を探してみてはいかがでしょうか。

