業者が解説!融資とファクタリングの違い

ファクタリングと融資の違い

AIファクタリングのPAYTODAYでは「資金調達手法の選択肢を増やす」を事業ミッションとして、ファクタリングサービスの提供を行っております。

しかし、日本ではファクタリングはまだまだあまり知られておらず、「融資と何が違うのかいまいち分からない」というお問合せをいただく事がございます。

結論を言うと、「融資とファクタリングは全く違う資金調達方法」となります。

そこで、本記事では「ファクタリングと融資の違い」についてご紹介させて頂きます。

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目次

ファクタリングと融資の違い

ファクタリングと融資は資金調達方法の一種という点では同じですが、内容は全く異なります。

まず、それぞれの違いを表にしましたのでこちらをご覧ください。

資金調達方法 融資(運転資金) ファクタリング
概要 お金を「貸す」 請求書を「買い取る」
調達可能額
会社規模による
売掛債権以上の金額は不可
審査対象 自社 売掛先
審査難易度 厳しめ 緩め
調達までの期間 1~3ヵ月
即日
手数料
0.1~10% 8~25%
返済期日
1カ月~10年
1~2か月
支払い方法
分割
期日一括
期日一括

下記で詳しく解説していきます。

ファクタリングは請求書を「買い取る」、融資はお金を「貸す」

ファクタリングと融資の一番の違いは、ファクタリングは「請求書を買い取る」、融資は「お金を貸す」という点です。

資金調達というと所謂「お金を借りる」というイメージになりやすく、どうしても「資金調達=融資=ファクタリング」と混同してしまう方も多いのですが、内容は全く異なります。

ファクタリングは「請求書(お金を受け取れる権利)を売却し、支払いを待たず現金化する」という資金調達モデルなので、借金になりません。

また、同様にファクタリングは貸金業ではありませんので、ファクタリング業者も事業を行うにあたり貸金業登録をする必要はございません。(※弊社はコンプライアンスを重視しており、本来必要ではありませんがあえて貸金業登録をしております。)

また、負債が多いと銀行審査での評価が下がってしまったり、企業の株価や社会的な信用力に影響したりするリスクがありますが、ファクタリングは負債ではないのでこのリスクを回避することができます。

調達可能金額

資金調達バブルチャート

資金調達できる大まかな金額イメージは上の資金調達バブルチャートの通りです。

押さえておきたい点として、ファクタリングは売却する請求書の金額以上の資金調達はできません

また、請求書の金額から手数料が引かれる為、請求書の金額を全額調達できるわけではありませんのでご注意ください。

審査対象

ファクタリングと融資にはどちらも審査がありますが、基本的に審査対象が異なります。

融資は「融資した対象に返済能力があるか」審査する為、資金調達をする法人や個人の審査を行いますが、ファクタリングは主に「売掛先(請求書の請求先)に支払い能力があるか」審査を行います。

審査難易度

一般的な融資の場合、債務者が返済できるかどうかが不明瞭なので厳重に審査が行われます。

一方でファクタリングは、既に取引が済んでいる売掛金が対象なので、回収リスクが低い為、融資よりも審査は緩くなります。

調達までの期間

審査難易度とも関係しますが、融資は審査にどうしても時間がかかってしまい、資金調達までに数週間時間がかかる事も珍しくはありません。

反対にファクタリングは既に取引が済んでいる売掛が対象なので、審査が厳しくない分、即日で資金調達が可能になります。

手数料

一般的に融資の手数料(利率)は2~6%であるのに対し、ファクタリング手数料は8~25%である事が多いです。

手数料だけ見るとファクタリングは高いですが、そもそもファクタリングは「融資では間に合わない場面」で利用すべき資金調達手段です。

したがって、ファクタリングは融資と同じ感覚ではなく、あくまでブリッジファイナンスとして利用する事をおすすめします。

返済期日と支払方法

融資の場合、返済期間は1か月から10年程度で、支払方法は分割、期日一括と選べますが、ファクタリングの場合は返金期間は1か月から3か月程度であり、支払方法は期日一括です。

ファクタチングは通常分割払いはできません。これは売掛先から利用者に売掛金が支払われる期日が既に決まっている、分割支払いを行うと貸金業と同じになってしまうという理由からです。

まとめ

本記事ではファクタリングと融資の違いについてご説明させて頂きました。

最後に弊社サービスであるPAYTODAYをご紹介させて頂きます。

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